介護職・資格一覧 キャリアパスの流れ
介護職員初任者研修は、介護の仕事を始めるにあたって入門資格になります。では介護職員初任者研修の資格取得後はどのようなキャリアアップがあるのでしょうか。
ここでは介護資格一覧をキャリアアップの流れとともにまとめています。
2012年までの介護資格
2012年度まで、介護の現場では「ホームヘルパー2級」「ホームヘルパー1級」「介護職員基礎研修」「介護福祉士」の4つの資格が混在していました。
介護福祉士へのキャリアアップを目指そうにも養成体系が複雑で十分な仕組みがなく、進むべきルートがわかりづらい状況でした。
分かりやすく言うと、最終目標が介護福祉士ですが下位資格から順番に取得する必要がなかったのです。
しかし、高齢化の進展や世帯構造の変化の中で、質の高い介護サービスを安定的に提供していくためには、介護人材の安定的確保・資質向上が不可欠。
介護現場を魅力ある職場にしていく事と、介護の世界で働き続けられる展望を持てるようなキャリアパスを整備していく事が重要な課題であるとの考えから、資格制度の改正が実施されました。
2013年からの介護資格(現在)
2013年度より、ホームヘルパー1級及び介護職員基礎研修は「実務者研修」へ一本化、ホームヘルパー2級は、「介護職員初任者研修」へ移行されました。
そして下位資格を取得していなければ上位資格が取得できないので必然的に「介護職員初任者研修⇒実務者研修⇒介護福祉士」というルートが確立され、将来ステップアップを目指す人にとって目標を立てやすい養成ルートになりました。
介護職員初任者研修
介護の入り口として知られ、初めて介護を学ぶ方が取得しておくべき基本の資格です。ホームヘルパー2級よりも実務に役立つ研修として改善されたものが初任者研修です。
実務経験がなくても、どなたでも受講可能。また、ホームヘルパー2級をすでにお持ちの方は、初任者研修を新たに受講し直す必要はありません。
実務者研修
介護福祉士につながる研修として新設された実務者研修。ヘルパーや基礎研修の修了者など、段階別の受講が可能です。
受講後は「サービス提供責任者」になれる、「たん吸引」など一部の医療行為を習得できる、といったメリットがあります。
また、2016年度より介護福祉士の受験資格としてこの実務者研修(450時間)受講が義務付けられることが決定しており、今後大注目の研修です。
介護福祉士
介護福祉士は、福祉の国家資格の一つです。2015年度までは、実務経験が3年以上あれば受験が可能でしたが、 2016年度以降は、実務経験3年以上に加えて実務者研修(450時間)の受講が必須となります。
あわせて取りたい人気の介護の資格
他にも人気の介護の資格を紹介します。
過去10年で3年の実務があれば受けれる今ニーズがある資格
3年の実務がない場合は准専門士の資格から。
介護職員初任者研修のおすすめ講座を選ぶなら
brush up(ブラッシュアップ)学びなら、地域ごとに介護職員初任者研修の講座が無料で一括資料請求できます。資格取得までの期間・受講料(費用)・特徴などが比較して一目で分かります。 講座選びを失敗しない為にも複数の講座を比較することは大切です。資料請求をすることで各講座の特徴やお得なキャンペーン情報・合格者の情報等も詳しく分かるので、一括資料請求がおすすめです。 |
↓お迷いの方は比較がおすすめ↓
無料!1分で簡単