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認知症ケア専門士とは 認定試験・受験資格・合格率

認知症ケア専門士とは

認知症ケア専門士とはどんな資格なのでしょか。

 

知り合いの介護職員の方にきいてこんな資格があったんだと知ったのですが、合格率は約50%ほどで実務経験が3年ほどいる資格ですが、現在とても人気があり、需要が高い資格なんですね!

 

せっかく介護の仕事についているなら是非取得を目指したい資格です。

 

認知症ケア専門士認定試験の受験資格・合格率・試験内容についてまとめました。認知症ケア専門士の資格を取ってスキルアップしよう!

 

認知症ケア専門士とは

認知症ケアに対する優れた学識と高度の技能、および倫理観を備えた専門技術士を養成し、わが国における認知症ケア技術の向上ならびに保健・福祉に貢献することを目的として作られた制度と資格です。

 

認知症ケア専門士の資格は、一般社団法人日本認知症ケア学会が認定する更新制の資格で、認知症介護従事者の自己研鑚および生涯学習の機会提供を目的に設けられた資格

 

すべての者に対し試験および面接を行い認定され、認知症ケアに特化した人材の育成に極めて重要な制度で、今注目されています。

 

受験資格

認知症ケアに関連する施設等において、過去10年間に3年以上の認知症ケアの実務経験を有するもの

 

 

確認事項
 
  • 認知症ケアの実務経験を証明する施設,団体,機関等は,認知症専門である必要はありません.また,職種や職務内容についても,認知症ケアに携わっている限り制限はありません.
  • 介護福祉士や介護支援専門員等,資格の有無にかかわらず受験が可能です.
  • 介護福祉士や介護支援専門員等,有資格者であっても認知症ケア実務経験証明書の提出が必要となります.
  • ボランティア活動,実習等は,認知症ケアの実務経験に含まれません.
  • 再受験者は過去の試験において発行された結果通知にて,合否および合格有効期限(各分野の合格の有効期限は5年間)を確認し,必要な分野の受験申請を行ってください.

 

要は資格がなくても、認知症ケアの専門でなくても携わっていたら(過去10年の間で3年)受験資格があるので多くの介護施設で働いている人に資格があります。

 

受験の手引(願書)にある所定の様式「認知症ケア実務経験証明書」を所属する(した)機関・団体に提出し,認知症ケアの実務経験を認めてもらう必要があるのでまず買う前に対象かどうか勤務先にたずねましょう。

 

3年働いていないひとは認知症ケア准専門士

また、認知症ケア准専門士という新資格がはじまり、2018年7月8日に第一回試験があります。

 

>>認知症ケア准専門士とは 認定試験・受験資格・合格率

 

認知症ケア専門士認定試験 過去3年の合格率

催年 受験者数 合格者数 合格率(%)
第12回試験

(2016年)

7,467 4,188 56.1
第11回試験

(2015年)

7,319 4,375 59.8
第10回試験

(2014年)

6,295 3,365 53.5

合格率は過去3年をみる大体50%台です。

 

試験日

  • 1次7月上旬
  • 2次11月下旬

 

第14回認知症ケア専門士認定試験

2018年7月8日(日)9時30分〜16時10分
札幌,仙台,東京,名古屋,京都,小倉(福岡)
受験料3,000円×受験分野数(4教科で12,000円)

 

合格要件

各分野70%以上の正答率を有した方を合格とします.
4 分野すべての合格をもって、第1次試験合格となります.
※ 各分野の合格有効期限は5年間です。

 

認知症ケア専門士 第1次試験出題範囲と内容

出題範囲

「認知症ケア標準テキスト」に準じた内容
※ 認知症ケア専門士制度規則,施行細則,教育カリキュラムI〜IV参照

 

出題数

各分野50問/ 4分野合計200問 (マーク式・五者択一)

 

認知症ケア専門士制度規則施行細則 教育カリキュラム

I.認知症ケアの基礎
  1. 認知症ケアの理念
  2. 認知症の人の現状
  3. 認知症の医学的特徴
  4. 認知症の人の心理的特徴
  5. 認知症の人を取り巻く社会的環境
  6. 認知症ケアの原理・原則
  7. ケアの担い手
  8. 認知症予防
  9. その他上記以外の関連領域
II.認知症ケアの実際I:総論
  1. 認知症ケアの視点と目標
  2. コミュニケーションスキル
  3. ケアの実践的プロセス
  4. 認知症ケアのアセスメント方法
  5. 家族への支援
  6. 認知症の人のチームアプローチ
  7. 認知症の人と身体拘束・虐待
  8. 認知症ケアにおける倫理
  9. 事例報告のまとめ方
  10. その他上記以外の関連領域
III.認知症ケアの実際II:各論
  1. 身体的兆候の理解と対応
  2. 行動・心理症状(BPSD)とその対応
  3. 薬物療法の知識
  4. リハビリテーション
  5. 非薬物療法
  6. 施設・在宅における環境支援
  7. ターミナルケアのプロセスと対応
  8. その他上記以外の関連領域
IV.認知症ケアにおける社会資源
  1. 認知症の人にとっての社会資源
  2. 認知症の人に対するフォーマルケア
  3. 認知症の人に対するインフォーマルケア
  4. 認知症の相談窓口
  5. 地域での認知症の人の支援
  6. その他上記以外の関連領域

 

二次試験 論述と面接

一次試験の合格者は二次試験があります。

 

  • 論述:出題される事例問題について論述し、二次試験申し込みの書類とともに期間内に提出
  • 面接:1グループ6人での集団面接(約20分)

論述試験は第1次試験合格(4分野すべて)発表時に送付する「事例問題」2題に対する回答を送る事になります。
面接は当日発表するテーマに則した個々の1分スピーチとディスカッションとなっています。

 

 

認知症ケア専門士 テキスト・試験対策

 

 

 

 

対策テキストもあります

 

認知症ケア専門士認定試験 申し込み方法

受験の手引き(願書)を購入の上、所定の手続きをします。

 

公式サイトはこちら

 

どんな人が受験しているの?おすすめな人

認知症ケア専門士認定試験

専門士の資格を持っている日とは2017年8月時点で以下の順になっています。

  • 介護福祉士
  • 介護支援専門員
  • ヘルパー
  • 看護師
  • 福祉住環境コーディネーター

 

やはり受験するのに資格はいらないものの、3年も働いている人の多くは何らかの介護関係の資格を持って働いてさらにスキルアップを目指している事が分かります。
この5つの中ならまず最初は介護職員初任者研修(ヘルパー)の資格を取るのが一番取りやすい資格です。

 

私の知り合いもホームヘルパー2級(介護職員初任者研修)の資格を持っていて、60歳を過ぎてから挑戦して見事合格されました!

 

認知症ケア専門士の資格は、これからの日本の介護現場で活躍することが見込まれている資格なので今後の介護の現場で知識を役立てたい人や、スキルアップしていきたい人におすすめの資格です。


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